秋のスズメバチに要注意!アナフィラキシーショックとは?

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これから秋にかけて過ごしやすい季節になってくると、自然を満喫しに
アウトドアへ出かけたくなりますよね?

しかし、その自然の中で最も気をつけなければならない危険な生物の
ひとつに「スズメバチ」がいます。

夏から秋にかけて注意したい、スズメバチについて知っておきましょう。

 

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この時期のスズメバチが危険!


普段私たちが生活している中で出会うハチは、どれも危険なのでしょうか?

多くのハチは黒と黄色のしま模様をしていますが、これは「刺す」虫である
ことを強調する警戒色で、スズメバチアシナガバチミツバチなど、
この模様をしているハチは危険です。

ハチに刺されたら、アレルギー体質の人によってはショック反応を起こして
危険な場合もあります。

また、スズメバチは夏を過ぎたら危険になってきます
夏が過ぎると越冬のために昆虫を捕食したりして活発化するので、
9月から10月くらいまでが一番危険です

  • 巣に近づいたときが一番危ないので、なるべく巣には近づかないように
    しましょう。
  • もし体に止まっても払いのけたり動いたりせず、また飛んでいくのを
    待ちましょう。

よく「スズメバチは黒色を襲う」ということを聞きますが、
白よりも黒のほうが襲われやすいといわれています

人間は頭や目が弱点で、その黒を狙うと攻撃できるとハチは知っているんだ
そうです。

 

 

ハチ刺傷とアナフィラキシーショック


ハチに刺されて怖いのがアナフィラキシーショックです。

厚生労働省の調査によると、ハチ刺傷によるアナフィラキシーショックで
毎年20人前後の方が亡くなっています。

アナフィラキシーショックとは・・・

  • 即時型アレルギー反応のひとつで、体内に入った毒や薬物によっておこる
    命にかかわるアレルギー反応のことをいいます。
  • 口や手足のしびれ、じんましん、冷や汗などで始まり、だんだんと脈が
    非常に弱くなり、血圧が急激に低下するという症状がでるのが特徴です。
  • 治療が遅れると死亡することもあります。

 

また、アナフィラキシーショックは、一般的に2回以上ハチに刺された場合に
発症する
とされていますが、実際は、はじめてハチに刺されて
アナフィラキシーショックになる場合もあれば、複数回刺されても
ショック状態にならない場合もあります。

はじめて刺されてショック状態になるのは、一度に複数箇所を刺されたときに
起こりやすいと言われています。

一度も刺されたことがないという方も十分な注意が必要です。

また複数回刺されて発症しなかったとしても、その度にハチ毒アレルギー体質
になる可能性が高まるので気を付けましょう。

ハチに刺されても、ハチの毒にアレルギーがなければ、刺された箇所に
強い痛みやかゆみ、腫れといった局所症状があらわれるだけで、
数日程度で症状は治まります。

 

 

ハチに刺されたら?


もし、ハチに刺されたら、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの種類を
問わず、必ず応急処置を行ってください

ハチの毒は反応が早く、病院にかかるまでに症状が出る可能性があり、
何もせず放置しておくと場合によっては命にかかわることもあります

【ハチに刺されたときの処置】

1.速やかに刺された場所から離れる

少し身をかがめるように姿勢を低くして、速やかにその場所から離れて
ください

刺された場所が巣の近くで、相手がスズメバチやアシナガバチの場合は何度も
襲ってくることがあります。

さらに、ハチは針から毒液(興奮物質)を撒き散らすので、他のハチを
呼び寄せることがあり大変危険です。

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ハチが追いかけてくる距離は種類によって違いますが、およそ10m~50m
程度で、通常は20m~30mくらい離れれば心配ありません。

また、逃げるときに手ではらったりするとハチを刺激して危険ですので
気を付けましょう。

2.傷口を流水(水道水など)でよく洗い流す

傷口を流水(水道水など)でよく洗い流してください
水で洗うことで毒を薄める効果と傷口を冷やす効果が期待できます。

刺されたのがミツバチで、傷口に針が残っている場合は、1秒でも早く
抜きましょう

針の根元には毒嚢があり、そこからどんどん体内に毒が入ってしまいます。
針を指先でつまんで抜こうとすると毒を体内に押し出してしまったり、
つぶして手についてしまうことがあるので、払いのけるようにして取りましょう。

そして手で毒液を絞り出すようにします
このとき、口で吸い出すのは危険です
ハチの毒は水溶性なので、唾液に溶けて体内に吸収されて、刺されたのと同じ
状況になる可能性があります。
ポイズンリムーバーという器具で毒を吸い出すと効果的です。
(薬局などで購入できます)

3.傷口に虫刺されの薬を塗る

傷口に虫刺されの薬(副腎皮質ホルモン含有の抗ヒスタミン軟膏)を
塗ります

特別な薬ではなく、一般的な「かゆみ止め軟膏」や「虫刺され軟膏」は
基本的に抗ヒスタミン軟膏です。
アンモニアなどの刺激物はNGです。傷口に尿をかけて毒を中和するという
民間療法が有名ですが、もちろんそれもNGです。

4.傷口を冷やす

傷口を濡れたタオルなどで冷やして、刺された箇所を刺激しないように
安静にしましょう

また、血液の循環を良くしないためにも歩きまわらないようにしましょう。
血の巡りが良くなると毒が体中を回りやすくなってしまいます。

 

以上の処置を施した後は、できるだけ速やかに医療機関を受診してください。

ショック症状(意識がもうろうとしたり、呼吸困難、血圧の低下)があれば
緊急を要します。

救急車を呼ぶなどして急いで病院で診察を受けましょう。

 

 

ハチに刺されないためには


【自然の多い場所に行くときに注意したいこと】

  • ハチが飛びまわっているところは、ハチの巣が近くにある可能性がある
    ので気を付けましょう。
  • 白っぽい色の長そで、長ズボンを着用し、できるだけ肌を出さない服装を
    しましょう。
    頭には帽子を着用しましょう。
  • ハチは、昼間は「黒」を攻撃します。黒いバッグ、黒いカメラなど、
    黒いものは持たないようにしましょう。
  • ハチは匂いに敏感です。香水などの甘い匂いの出るものや整髪料は
    つけないようにしましょう。
  • ハチに襲われそうになったら、頭部や目の周辺が狙われやすいので、
    顔を下向き加減にして、大きな動きをしないようにしましょう。
  • 小型の殺虫スプレーを携帯すると、多数のハチが攻撃してきたとき、
    被害を最小限に食い止めることができます。
  • 万一に備えて、なるべく単独行動は避けましょう。
  • 道以外の場所へは踏み込まないようにしましょう。

【自宅で注意したいこと】

  • アシナガバチやミツバチは、日当たりのよい洗濯物などにとまっている
    ことがあります。
    靴の中や、洗濯物・布団を取り込むときには、ハチがとまっていないか
    よくチェックしてから取り込みましょう。
  • ハチが家の中や車の中に入ってきたときは、窓を開けて出ていくのを
    待ちましょう。
    ハチは明るい方へ向かう性質があるので、そっとしておけば自然に外へ
    出て行きます。
    たたいたり追いかけ回したりして、ハチを刺激しない限り、人を刺すこと
    はありません。

 

 

まとめ


日本で「動物が原因の死因」第1位は、
なんと「スズメバチなどのハチに刺される」なんだそうです。

ハチに刺されると、パニックになってしまうかもしれませんが、
落ち着いて行動してください。

また一度にたくさん刺されたり症状が重い場合は、すぐに救急車を呼んでください。

 

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