おいしいみかんの見分け方は?
みかんのおいしい季節になってきましたね。
スーパーなどでみかんを買う時、どんなみかんがおいしいのか、
甘いのか、迷ったことはありませんか?
おいしいみかんの見分け方、保存方法などをご紹介します。
みかんと言えば
みかんには「有田みかん」「愛媛みかん」「三ケ日みかん」などいろいろありますが、これらはみんな「温州(うんしゅう)みかん」のことで、一般にみかんと言えば、温州みかんのことを指します。
おいしいみかんの見分け方
では、見た目でわかる「おいしいみかんの見分け方」をご紹介します。
●平べったい形をしていて、重みがあるもの
おにぎりのような形や四角っぽい形のものは、果実内の成熟のバランスが良くなくおいしくありません。
また品種によっては、まん丸でおいしいものもたくさんありますので、均整のとれたみかんらしい形のものを選びましょう。
●果皮の色が濃いもの
果皮のオレンジ色が濃いものは、果肉が完熟していて甘みも増しているという証拠です。
●軸の切り口が細いもの
切り口が太いものは太い枝に直接なっていた果実で、そこから多くの水分が実に入るので、味が薄く、甘みがありません。
切り口が小さいものは、水分や栄養が時間をかけてじっくり実に届いて完熟するので、味が濃いです。
●ヘタの部分が黄色っぽいもの
みかんに糖度がのってくると表面の色が濃くなり、ヘタも緑色から黄色っぽく変わっていきます。
果実が完熟してきた証拠です。
●表面のつぶつぶが小さくて多いもの
みかんの皮をよく見ると、オレンジ色のつぶつぶがあります。
これは「油胞(ゆほう)」というもので、この油胞が多いほど、きめの細かい皮になります。
きめが細かいみかんは、ぶら下がった枝の先に付いているものが多く、ぶら下がったみかんには糖分がたまりやすいので、おいしくなります。
●果皮が薄く、良く見るとデコボコしているもの
表面がデコボコしていて、上から見ると菊の花のような形をしているみかんを見たことはありませんか?
このようなみかんは「菊みかん」と呼ばれていて、知る人ぞ知るコクや甘みが濃縮されたおいしいみかんです。
夏場の水分不足が原因でできると言われています。
もしこのようなみかんを見つけたら「大当たり!!」です。
ぜひ食べてみてください!
●小さいもの
大きすぎるみかんは大味なものや水っぽいものがあります。
S・Mサイズのものがおすすめです。
みかんの保存方法
みかんは風通しが良く、涼しい場所で保存しましょう。
箱でみかんを購入した場合は、段ボールのフタは開けたままにして、上から新聞紙をかぶせるのがおすすめです。
みかんを重ねるのは3個までにしましょう。
傷んでいたりカビが生えているものを見つけたら、他のみかんに傷みが移ってしまうので、すぐに取り除きましょう。
まとめ
この冬は、いろいろなタイプのみかんを食べてみて、自分好みの定番みかんを見つけてみるのもおもしろいかもしれませんね。
ぜひ、近所のスーパーやみかん狩りなどでみかんを選ぶとき、参考にしてみてください。