カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、マキアートの違いは?
カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、マキアート・・・
いつも何気なく飲んでいますが、その違いわかりますか?
2つのポイント
カフェオレの「レ」もカフェラテの「ラテ」も牛乳という意味で、
どちらもコーヒーに牛乳を入れた飲み物です。
カプチーノ、マキアートも、コーヒーに牛乳を入れたものなのですが、
これらはベースになるコーヒーやミルクに違いがあります
コーヒー
ベースになるコーヒーは2つあります。
●普通のコーヒー ・・・ ペーパーフィルターなどで作る「ドリップコーヒー」のことで、
比較的浅煎りの酸味が多く苦みが少ない豆を使います。
●エスプレッソ ・・・ 深煎りの酸味が少なく苦みが多い豆を極細挽きにしたものを、
専用のマシンで圧力をかけてコーヒー液を抽出します。
豆の焙煎が強いのでカフェインは揮発し、抽出時間も短いので、
カフェインの含有量はドリップコーヒーに比べて少ないのも特徴です。
ミルク
ミルクの種類は3種類あります。
●普通に温めたミルク ・・・ 火にかけて温めた牛乳
●スチームドミルク ・・・ 蒸気で温めた牛乳
●フォームドミルク ・・・ 蒸気で温めながら泡立てた牛乳
カフェレシピの違い
●カフェオレ
濃いめに入れた普通のコーヒーと、同量の温めた牛乳を大き目のカップに同時に注いだものです。
持ち手のないカフェオレ・ボウルで出てくることが多いですね。
カフェオレ(cafe au lait)はフランス語で、「cafe」はコーヒー「au lait」は牛乳入りという意味です。
●カフェラテ
エスプレッソにスチームドミルクを加えたものです。
カフェラテ(caffe latte)はイタリア語で、「caffe」がコーヒーで「latte」が牛乳という意味です。
イタリアではカフェといえば一般的にエスプレッソのことを言います。
●カプチーノ
エスプレッソとスチームドミルクとフォームドミルクをおよそ1:1:1の割合で注いだものです。
風味づけに、シナモンやココアパウダーがかかっているものもあります。
カプチーノ(cappuccino)はイタリア語で「カプチン修道士」のことを言い、
彼らが着るフードがついた茶色の修道服が、飲み物の色と似ていたことから、
カプチンみたいなコーヒー(caffe cappuccino)と呼ばれるようになりました。
●マキアート
マキアート (macchiato) とは、イタリア語で「染みのついた」という意味です。
カフェ・マキアート
エスプレッソに少量のフォームドミルクを注いだもので、
エスプレッソに注いだミルクが染みのように見えることから名づけられました。
ラテ・マキアート
スチームドミルクとフォームドミルクをカップに注ぎ、
その上からエスプレッソを注いだもので、カフェ・マキアートとは逆に、
泡立てたミルクにエスプレッソで染みをつけます。
●カフェモカ
エスプレッソにスチームドミルクとチョコレートシロップが入ったものです。
ホイップクリームとチョコレートソースなどがトッピングされていることが多いですね。
まとめ
カフェオレ ・・・ コーヒー(ドリップ式など)+普通に温めた牛乳
カフェラテ ・・・ エスプレッソ+スチームドミルク
カプチーノ ・・・ エスプレッソ+スチームドミルク+フォームドミルク
カフェマキアート ・・・ エスプレッソ+フォームドミルク
カフェモカ ・・・ エスプレッソ+スチームドミルク+チョコレートシロップ
ぜひこれを参考にお店で飲み比べてみてください。