夏の虫刺されに要注意!危険な虫の種類や対処法は?

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夏は、キャンプや山登り、川遊びなど、屋外で過ごす機会も多くなりますよね。

そんなときに気をつけたいのが・・・

虫刺され」です。

ただの虫刺されと甘く見て、虫に刺されたときに適切なケアを怠ってしまうと
思わぬ症状の悪化を招くことがあるんです!

 

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夏は特に要注意!危険な虫刺され

 

気温、湿度の上昇に合わせて、肌の露出度も高くなるこの時期は、
害虫たちの活動も活発になります

油断すると、あっという間に虫たちの餌食になりかねません。

 

2013年に、国内で初めてマダニが媒介するSFTS
(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスで死者が出たことを皮切りに、
2014年には、約70年ぶりに国内感染が確認された、
蚊の媒介によるデング熱が発生するなど、
毎年、害虫によるヒトへの重篤な被害が起こっています。

 

 

注意すべき虫とは?

 

では、どのような虫に注意すべきなんでしょうか?

 

皮膚炎の原因となる虫には、

  • ハチやクモのように皮膚を刺したりかんだりする「刺咬(しこう)性のある虫」
  • 毒を持った毛虫のように、皮膚に触れることで皮膚炎が起こる「接触性の虫」
  • 蚊やダニのように、皮膚から血を吸う「吸血性のある虫」

などがいます。

 

そして、この夏特に注意すべき虫は「吸血性のある虫たち」です。

 

ハチやクモも刺されたら怖いのですが、
ハチというのは、自らの巣を攻撃された場合のみ、報復として人を刺しにきます

クモも、自ら進んでヒトの皮膚をかむということはありません

 

ところが、血を吸う虫たちというのは、
ヒトの体から発せられる
二酸化炭素や体温を察知して、
自ら進んでヒトの皮膚に近づいてきて、
血を吸います

 

しかも、血を吸われても、すぐに症状が出るわけではないので、
一体、何に刺されたのかわからないということが多いんです。

 

なので、吸血性の虫の種類、生態、生息地などを知っておいて
どんな虫がどんな皮膚症状を引き起こすのかを知っておくことも大切です。

 

 

注意したい吸血性の虫

 

「蚊」165

 

身近に生息する蚊ですが、世界中には約3,000種類くらいの蚊がいるといわれていて、
日本だけでも約200種類くらいの蚊がいるといわれています。

 

ただ、日常生活でよく見るのは、

家の中にいて、夜になると「ブーン」とやってくる「アカイエカ
昼間によく刺しにくる、黒と白のまだら模様の「ヒトスジシマカ

の2種類くらいです。

 

なかでも怖いのが、このヒトスジシマカで、
去年の夏、東京都心を中心に感染が広がったヒトスジシマカが媒介する「デング熱」は、
今年は国内感染は確認されていないものの、渡航先で感染する人が過去最多のペース増えています。

 

デング熱」というのは、感染から3~7日後に突然40℃くらいの熱が出て、
頭痛、筋肉痛、関節痛、目の痛みを伴います。

ただ、大抵は1週間程度で治まってきます

 

怖いのは、「デング出血熱」で、高熱のあと、胸部や腹部に水がたまったり
出血の症状(鼻血、血便、重篤な吐血など)が現れます。

 

残念ながら、今のところデングウイルスに有効な抗ウイルス薬というのはありませんが、
適切な医療処置を施せば、デング出血熱を発症しても致死率は1%未満に抑えられます。

 

蚊を発生させないための対策として、

  • 蚊の発生源となる、身近な水たまりをなくすこと。
    → 例えば、プランターの受け皿の水をこまめに捨てたり、
    屋外用の灰皿や空き缶など、水の溜まりやすいものは放っておかず、
    片づけたり廃棄するようにしましょう。
  • 水をなくせない場所には、殺虫剤を水面に吹いておく。
    → 蚊の発生を2週間程度防げます。

などがあります。

 

 

 

「マダニ」171

 

そして、さらに怖いのが「マダニ」です。

 

2013年に国内で初めて死者が確認された、マダニが媒介する感染症
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、これまで、西日本を中心に感染が拡大していて
今年に入ってからも多くの犠牲者が出ています。

 

SFTSに対しての有効な治療薬やワクチンはまだなく
その致死率はなんと、約30%にも上ります

 

そのマダニは、家の布団などにいるような小さなダニとは違い
野山や草むらなどの野外に生息し、
葉っぱの上に止まって、ヒトや動物が接触するのを待って皮膚に乗り移ります

 

そして、一度刺すと数日~10日以上離れずずっと血を吸い続けるのです。

 

マダニに刺されても、痛くもかゆくもないことがほとんどで、
なんかほくろが出来てるな、と思ったら
血を吸って大きくなったマダニだった!ということが、結構あるそうです。

 

しかもマダニは、ヒトの皮膚の中に口を深く刺して血を吸うので
無理に取ろうとすると、口の部分がちぎれて皮膚の中に残ってしまい、
しこりになってしまうことも

 

そうなると、局所麻酔をして、マダニごと皮膚を切除しなければいけなくなります。

 

また最近では、野山に行かなくても、ごく身近な場所にマダニが生息していることもあるんです!

 

マダニは、主に山間部の草むらや河川敷などに生息し、
野生動物の血を吸いながら成長していますが、
最近は、イノシシやシカが餌を求めて人里に下りてくる、
ということを聞いたことがあると思いますが、
その野生動物にくっついてマダニが運ばれて、結構、人里近くにマダニがきているんです。

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例えば、家の近くに山があったり、自然が残されている公園があったりすると、
マダニが生息している可能性はあります。

 

ただ、すべてのマダニが病原体を持っているわけではないので、
マダニにかまれたからといって、必ずSFTSに感染するというわけではありません

 

マダニ対策として、

屋外での作業後は、すぐにお風呂に入り、
マダニが皮膚についていないか
チェックしましょう

 

もし、皮膚に硬いゴマのような虫がついていたらマダニの可能性大です。

 

無理に引き抜こうとせず、すぐに皮膚科を受診してください。

 

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「ブユ」

 

キャンプやゴルフで気をつけたいのが「ブユ」です。

 

体長は3~5mm程度で、ハエを小さくしたような姿をしていて、
「ブヨ」「ブト」とも呼ばれています。

 

渓流の近くやキャンプ場、高原などに生息していて、
朝と夕方が一番刺されやすい時間帯ですが、
くもりのときは、昼間でも襲ってくるんだそうです。

 

ブユは、皮膚に傷をつけて、そこから出血した血を吸います
ですので、刺された部分には、小さな出血点が見られます

 

ところが、ブユに刺されても痛くもかゆくもならない方が多いので、
ブユに刺されてから半日~1日後に、かゆみが出たり、パンパンに腫れたり
しこりのあるぶつぶつができたりする方もいます。

 

長い人になると、半年から1年くらいの長期間、
かゆみを伴う硬いしこりが続く方もあります。

 

もし、ブユに刺されてしまったら

ステロイドホルモンの入った塗り薬を早めに塗りましょう

症状がひどい場合は、皮膚科で医師の診察を受けてください

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吸血性の虫を寄せつけない方法

 

どの吸血性の虫も、まず「刺されない」「かまれない」ことが大切です。

 

  • 野外活動をするときは「長袖の服を着る」「帽子をかぶる」
    「手袋をする」「首にタオルを巻く」など、
    なるべく肌の露出を避け、
    害虫の攻撃や侵入を防ぎましょう。

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  • 虫よけスプレーの併用も効果的です。
    特に吸血性の虫に効果を発揮する「ディート」という成分が入ったものが
    おすすめです。

    また、汗をかくと有効成分が流れてしまうので、
    虫よけスプレーを携帯して
    出かけましょう。

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まとめ

 

気をつけていても、虫に刺されてしまうこともあります。

野山のレジャーに出かける時は、刺されてしまった時のための準備も
万全にしておきたいですね。

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