洗濯物の部屋干しの嫌な臭いを防ぐ方法は?干し方のコツは?
洗濯物を部屋干ししたとき「なんか臭うな」と思ったことはありませんか?
そんな嫌な臭いを防ぐには、洗濯物の「干し方」にもコツがあります。
洗濯物についた臭いの原因になる「菌」は、乾くまでの時間がかかるほど増えていくので、
できるだけ早く乾かすと菌が増えにくく、臭いの発生も抑えられます。
洗濯物を乾きやすくする干し方のコツをご紹介します。
洗濯物を乾きやすくするには
洗濯物を乾きやすくするには「空間」と「空気の動き」がポイントです。
「空間をとる」
洗濯物同士の間に「空間」をできるだけ広くとって「風の通り道をつくる」をつくると、乾きが早くなります。
洗濯物がくっついていると、風が通りにくくなり、乾きが遅くなります。
こぶし大よりも少し広めの間隔をあけて干すようにしましょう。
「空気の動き」
部屋の中でも「空気の動き」が起こりやすい場所を選んで干すか、物理的に風を送って、乾きを早めましょう。
カーテンレールなどに干しているという方も多いと思いますが、窓や壁の近くは空気の動きが悪いので、
部屋と部屋の間の鴨居(かもい)や、室内用の物干しなどを使って、なるべく部屋の中央の空気の動きのあるところに干すと、乾きやすいです。
窓際のカーテンレールにしか干すところがないという場合は、扇風機やエアコンなどの風を当てて、空気を動かしましょう。
扇風機やエアコンの風を当てると、洗濯物のまわりの湿った空気が移動するので、早く乾きます。
また、エアコンや除湿機を使って部屋の湿度を下げることでも、洗濯物が乾きやすくなります。
洗濯物を早く乾かすテクニック
さらに洗濯物を早く乾かすためのテクニックをご紹介します。
・乾いた洗濯物は取り外す
洗濯物が乾いたら順に取り外していきましょう。
空間が増えて、まだ乾いていない洗濯物が乾きやすくなります。
・洗濯物の上下を入れ替える
洗濯物は上の方が乾きやすいので、乾かしている途中で上下を入れ替えると、乾燥時間が短くなります。
扇風機を使うとどれくらい早く乾く?
扇風機の風を当てると洗濯物が早く乾くとご紹介しましたが、
扇風機の風を当てて乾かすと、ワイシャツやバスタオルなどは3時間ほどで乾かすことができ、そのまま干した場合と比べると、乾燥時間を約45%短縮することができます。
また風を当てることで、洗濯物をよりしっかり乾燥させることができます。
扇風機の風で、洗濯物のまわりの湿った空気を交換することで乾燥時間が短縮できるので、風の強さは「弱」でも十分です!
まとめ
扇風機を使うと、乾燥機のように繊維が傷む心配もなく、電気代の節約にもなりますね。
ぜひ試してみてください。